違和感

なにが違うのだろう??とずっと思っていたが、要するに子供達が自分から人殺しになろうとしているのが違和感たっぷりの一つだったんだ。
 
1stって「戦争なんていやだ!」って言いながらも、生き残るためにしょうがなく戦っていた、その中で、人はニュータイプに進化していったという話だと思っている。
進化は常に戦いの中にあり、生き残る=進化するというのは必然。
だからニュータイプが戦争の道具となるのも、実は鶏と卵の世界。
でも、「人はきっとわかりあえる」という希望があった。と。
 
SEEDの主人公は「一応」巻き込まれ組。でも、今の主人公は、なんで人殺ししているの?
自分の家族を殺されたから?どうも説得力ないよね。しょせん人殺しじゃないか。
突然切れて見境無く虐殺して。最近増えてきた犯罪者と何が違うのか?
 
なーんて書くと、本気で好きな人たちには総すかん食らうのかもしれないが、裏設定が何だろうと、実は!なんて事があろうと、今現実に見せられている映像に関して言えば、そうとれるんだよね。
「戦争で家族を殺されて・・」「そんな時代だし・・」なんてのは無しね。
犯罪で家族を殺されて、つらい思いの人たちはたくさんいるのだから。
(しかも、今のお話だと、主人公が、そういう人たちを量産しているのだよ。それが本当の裏話)
今のガンダムって、その他大勢の人たちが意味もなく、残虐に殺されているのも気に入らない。
今の(死ぬ側の)演出って、おそらく「めぐりあい宇宙」のア・バオア・クーでの演出が影響を与えているような気がする。1stの時は、戦争とはこういうものなのだという演出だったと思っている。
でも、今はゲーム感覚。時々死ぬシーンが出てくるが、その意味する所は不明。むやみに残酷。そして、ばんばん無名の戦死者が増えている。
 
あぁ、いろいろと勢いに任せて書いてしまった。
大人にはあらばかり目立ち、子供には見せたくない。(って、自分には一緒に見てくれる子供はいないが)
そんなアニメになってしまったガンダムは悲しい。
 
と言うことで、SEED系で一番好きなキャラはと問われればクルーゼだったのよ。
 
土曜朝のは見忘れるが、ガンダムは性懲りもなくビデオに撮ってまで見ている(笑)。
 
Gは見ていないけど、もしかして、安心して子供に見せられるガンダムってGなのか??