戦艦入門

戦艦入門 佐藤 和正(著)(光人社NF文庫)
日本の12戦艦について、非常に分かり易く書かれている。
それぞれの性能、特徴、運命がよくわかる。
「扶桑」級が、完成したとたん欠陥品(致命的な弱点持ち)と考えられていたとは。
結構、主砲の配置とか好きなんですが、それこそが、このクラスの弱点。
経験は次の戦艦に生かされるが、運命なのか、12戦艦中、もっとも過酷な最後を遂げてしまう。
多くの軍艦は竣工時の形で最後を迎えることは無い。
少しでも最新の性能を保つ為、改造し続ける。命がかかった巨大なシステム。
★★★★★