疾走（著：重松 清）

なんとなく惹かれていた本。しかし、これほどとは思わなかった。
文字通り”疾走”という感じで読み終えた。何しろ、これを読むために、少しでも早く帰ろうとしたぐらいだから。
しかし、誰にでも薦められる話ではない。主人公の不幸を一緒になって共有できる人だけが読める。あまりにも悲しい小説である。
★★★★☆
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