若者はなぜ3年で辞めるのか?(著:城 繁幸)

たまには話題の本でも、と、bookoffで105円だったしと、軽い気持ちで読み始めたら、意外やその内容に、涙涙。
大体、会社勤めはバブル前、バブル組み、バブル崩壊後に分けられる(なんて書いてあったか?)。
バブル前は、昭和世代。要するに年功序列的、待てばいつかは報われる。
バブル組は、売り手市場で、特に苦労もなく、なんとなく会社に入った世代。
バブル崩壊後は、熾烈な競争を乗り越え、目標をもって入社してきた世代。
まぁ、昭和世代は、すでに既得権益がある程度あるから良いものの、悲惨なのはバブル世代。要するに中途半端なのだな。なんとなく会社に入ったとたんに、バブルがはじけ、世の中成果主義に。そんでもって、後から入ってきた優秀な後輩には敵うべくも無く・・・。
うぅ、思い当たる(泣)。
そういや、なかなか後輩は入ってこないから、いっつも幹事だったっけ。
何かの説明会で、「フレックス勤務は?」って質問に対する回答は「お前らには早い」だったっけ。(って、いまじゃ、当たり前にフレックス、いや、裁量労働
あぁ、バブル世代には涙なくして読めません。
しかも、転職は35歳まで、だってさ。
★★★★☆
amazon【書籍】若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)