歴史をかえた誤訳(著:鳥飼 玖美子)

英語が元々不得意の私にとっても、非常に興味あるエピソードが載っている。
言葉が違えば文化も違うし、単語によっては、別の意味もあれば、細かいニュアンスによって違う単語に変わるものもある。そういえば、エスキモーの「雪」を表す単語の種類の多さは有名。
そんな異文化同士を繋ぐ役目の通訳や翻訳者って大変だと思う。
そんな大変な通訳だけど、中には、意訳してわけわからなくしてしまったり、はしょりすぎて、これまた余計な摩擦を生んだり。素人が通訳して、その内容(訳)が国際問題になったり。言葉って難しいね。でも、「どんな言葉をあてるか」って悩む日本語、それを使い手、特に外交の場での言葉を選んでいる官僚の使っている言葉の方が、わけわからん。
★★★★☆
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