自動車ロン(著:福野礼一郎)

気持ちよく車を一刀両断。というか、経験談が多い。それも70年代から80年代。
後半は雑誌掲載時の新車を紹介しているのだけど、悲しいかな、ほめている車の何台かはすでに絶版車。言っていることは正論だし、対象となる車も正論にのっとって作られているのだが、そういう車はなかなか受け入れられないということか。逆に何か欠点がある車のほうが、「そうそう、そこが駄目なんだよね。でもね」という感じで、印象に残るわけだ。
★★★★☆
amazon【書籍】自動車ロン (双葉文庫)